距離を置くべき親のサイン3選 (二部構成のPart 1)

親子関係は、人生で最初に出会う、一番近い人間関係です。

それだけに、親から距離を置いてみようなどと夢にも考えたことがないために、苦しんでいる方は非常に多いのです。

実際に、親から距離をとることでしか救われないケースは数多くあります。

そこで今日は、距離を置くべき親のサインを3つお話しようと思います。

もし、原因がよくわからないけれど、
なんとなく人生が重苦しい
学校や職場、プライベートの人間関係も、なぜかうまくいかない
いつも自分が悪いと感じたり、自分は他人より劣っていると考えがち
心も体も重い

などの不調を感じているなら、
この3つのサインを参考にして、ご自分と親との関係をチェックしてみてください。
もしご自分に当てはまるなら、まずは親から距離をとることをお勧めします。

距離を置くべき親のサイン

子どもに対して、指示や命令が多い

都会で立派に働いて、自活している40代後半の娘に向かって、
「結婚しろ」としつこく娘を追い込む。
そして、「町内会の●●さんの娘さんは、40代で結婚して、ギリギリ孫の顔を見せてくれそうよ。。。なのにあなたはね。。。」などと嫌味っぽいことを言う。

あるいは、孫の教育方針にあれこれ口出ししてきて、「中学受験をさせるなら、小4くらいから塾に行かせないと手遅れになるぞ ! 」などと煽ってくる

否定的なことばかりを口にする

「体のここが痛い、気分が悪い」と、常に文句を言っている。

親がいつも、うつうつとして悲観的なので、子どもが「何か新しい趣味でも始めてみたら?」と勧めてみても、「今更、自分には何もできない」とか「どうせできるわけがない」と自己卑下して、挑戦してみようとも思わない。
ただ、人生への絶望や失望、不満を子どもにまき散らしている。

また、テレビに映る政治家や著名人、スポーツ選手からご近所さんまで、
すべての人の悪口を言い、こきおろす。

もちろん、子どものメークやファッションも気に入らないから
ズケズケけなす。

子どもに罪悪感を感じさせる
(これは、②と重なる部分があります)

「これが嫌だ、あれが不満だ。夫が自分を大切にしてくれないから、自分が頼りにするのは、娘であるあなただけよ」といった発言で、
自分の人生の重荷を全部、子どもに押しつけてくる。
母と娘の関係が圧倒的に多いです。

子どもはやさしいので、母親をかばってあげますが、子どもにも自分の家庭がある。
フルタイムの仕事を持って子育てもして、それだけでもかなりの重労働なのに、
加えて、母親の泣き言や愚痴を聞かされる。
いい加減にしてほしいけれど、母の手を振り払うなんて、かわいそうで、
とてもできない。。。

「親子である」というだけで

以上、①から③まで並べましたが、どのタイプも、

「親にとっては、子どもはいつまでも子どもなんだから、
ずっと子どもの人生に寄り添っていてくれるのだ」とか、
「今まで育ててくれた親なんだから、親は大事にしてあげなくては」
などと、
「親子の絆」や「親孝行」といった、聴こえのよい言葉で
カモフラージュされてきました。

でも、どれもよく考えてみると、もし親子という関係ではない、他人同士の関わりで同様の言動をとられた場合、
積極的にその人と付き合いたい、と思うかどうか。
非常に疑わしいです。

自分の幸せは、自分で創るものだと、自分の人生にきちんと責任を持って生きているなら、

そして、
自分と他人との間に、しっかりとした「けじめ」があるなら、

他人に対して、このようなぶしつけで支配的な、そして依存的な態度はとらないでしょう。

ところが、「親子である」というだけで
自分と相手との間に「節度」がなくなり、親の一方的な期待や不安、苛立ち、悲観や不満、執着などが、子どもにまき散らされて、
そのままべったりと子どもに張付いていくのです。

この状態では、子どもの人生は、親の人生に覆い隠され、
がんじがらめに縛られて、すっかり自由を失っています。

ですから、上記の①②③のパターンは、どれも「親のエゴ」が子どもを侵食している姿なのです。

もし、上記の3つのサインのうち、一つでもご自分にあてはまると思われる方は、親と距離をとってみるのがいいでしょう。

親から距離をとってみると、
今まで、ほとんど見えていなかった「自分の人生」が
少しずつでも、暗闇から浮かびあがってくるでしょう。

なお、親との適切な距離のとり方については、次回、詳しくご説明します。

(Part 1完/Part 2に続く)

小宮紹江

小宮紹江

小宮紹江
親子のかかわり改善ラボ 代表/セラピスト
別名は
「過干渉する・否定する・愚痴る親とのコミュニケーション改善ママ」

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