日本初の女性総理誕生
2025年10月21日、日本初の女性総理が誕生しました。これはまったく想像もしなかったことでした。
社会におけるジェンダーギャップ指数が世界最下位に近いと指摘されている我が国で、高市首相がさっそうと登場したことに、世界中のメディアも注目しているようです。
私は、高市さんの政治思想や方針というよりも、今にいたるまでの高市さんとご両親とのかかわりに、とても興味を惹かれました。
高市さんは、お若いときから政治の世界に身を置きたいというゆるぎない志をお持ちだったそうですね。
松下政経塾という次世代リーダー育成塾にも入って、政治家をめざして日々、精進を続けていらしたということです。
私も含めてですが、私の身の周りには、地元の区議会議員さえめざすような人がいませんでした。私とほぼ同世代の高市さんが、20代から国政を見据えて勉強を続けていらしたことに感服します。
高市早苗さんと親との関係
さらに、高市さんのご両親が、当初、高市さんの政治への夢をまったく理解せず、厳しく一方的に反対されていたことを知り、驚きました。ご両親は、高市さんに「奈良県内の短期大学へ進学して、早く結婚してほしい」とまでおっしゃっていたそうです。
ここで大切なのは、高市さんは、親にどのような態度を示されたとしても、思い切って、背中の羽を広げて、自分のやりたいことに向かって羽ばたいていかれたことです。
地元の短大ではなく四年制大学への進学を希望すると、親から学費の援助は受けられない。そこで高市さんは、アルバイトで稼いで学費をまかなったそうです。どんなに反対されても、応援されなくても、けなされても、高市さんはご自分の夢をあきらめなかった。いつか国政選挙に出るために、コツコツと実力を磨き続けていかれました。
そして、いよいよ大きな勝負を前にしたとき、反対ばかりしていたはずのお父様が、退職金をすべて高市さんの選挙資金として提供してくださったそうです。
子どもの夢に反対し、その夢をぶち壊すようなことばかりしてきたはずの親が、ある日突然、子どもの一番のサポーターになっていた。
とても印象的なエピソードです。
セラピーメソッドの「核」
私は、親子関係の専門家として、親の支配を抜けて、自分自身の人生を生きていけるよう、オンラインセラピーでお手伝いしています。
親が勝手に子どもに押し付けてくる「人生航路」は、それは言葉を変えると「親の期待」とか「世の中の常識から考えた制限」である、と専門家として思います。
こういったものは、早い段階でさっさと無視して、子ども自身が心から望むこと、やりたいことに集中していけばよいのです。
なぜなら、子どもの人生の主体は、親ではなく、子ども自身だからです。
結局、子ども本人が、自分の人生を切り拓いていくしかないのだと、私は思います。
この考え方が、私が提供しているセラピーメソッドの「根幹」であり、「核」になります。
もともと、子どもの人生の主体や主役は子どもであったはずなのに、いつのまにか親が子どもの人生に侵食して、さらに親が子どもの人生のハイジャックまでしている。
それがたとえ、「親ごころ」や「愛情」から始まったことであっても、子どもは基本的に、
親の思いや期待に絡まれ続ける必要はないのです。
親の言うことに反抗する。
親の進言に従わずに、自分で自分の道を歩いていく。
一見、親との間に深い溝が生まれるような、不協和音の関係性に不安を感じるかもしれません。
でも、子どもが自力で、自分の夢に向かって本気で努力を続け、
助走をつけて、ついに大空に羽ばたいていくよろこびに生きはじめたとき、
そのよろこびは、親のよろこびにもなるのですね。
高市さんとご両親が、その一例です。
ミッションへの立ち返り
私自身は、50代半ばになるまで、長い長い間、親の思いに縛られ続けました。
親の思いを振り切って、胸に秘めた夢に向かって、思い切って羽ばたいていくことができませんでした。
そもそも、親の思いに縛られていること自体に、まったく気がついていませんでした。
だから、つらかったのです。
長い間、自分がまったくなくて、重苦しくて虚ろでした。
だからこそ。
そういう自分であったからこそ、
私は今、親子関係専門のセラピストとして、
「親ではなく自分の人生を生きましょう!」と呼びかけています。
できれば、若いときに、早い段階で、親の鎖を断ち切って大空に羽ばたいていきたかった。
でも、
いくつになっても遅すぎることはありません !
高市さんが日本発の女性総理大臣に就任されたことから、
思いがけず、私は、自分のミッションに立ち返っていました。

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